大台ケ原

　ずっと昔から行きたかったのですが、なかなか機会がなくて、行けなかった所が紀伊半島の山々です。
今回は新聞でバスツアーの募集広告を見つけて、チョット楽して行くことにしました。
雨具を持って、朝早く起きて集合場所に行きました。
全部で25人くらいのメンバーで、その内には男性は3人しかいません。
　朝から”ぺちゃくちゃ”賑やかな話声が飛び交うのを聞きながら、そして後半は対向車との離合が難しい細い山道をとても上手に運転してもらい、休憩をはさみながら4時間ほど掛かって、【大台ケ原の駐車場】に着きました。
標高は1500メートルも無いのですが、気温が下がって寒い事と霧が深くて、幻想的な雰囲気でした。
山頂に近づいて、天気が良ければ富士山も見れるという場所も、「景色が見れなくて残念やなー」とゆっくり皆さんと登ってゆきました。
　日出ヶ岳山頂（1695ｍ）は風も強くて、何も見えないので近くの写真を撮ってすぐに下りだしたのですが、そのあと急に嘘のように晴れて来て、秋の深い青空と濃い色の紅葉がとても綺麗に見えました。
相変わらず”ぺちゃくちゃ”しゃべり声が響く中、熊笹の高原を4時間ほど歩く気軽なハイキングでした。
　次回は十津川村や龍神温泉も、泊りがけで行ってみたい気持が、ますます増してきました。
ただ、この方面はかなり険しくて細い山道を行くことになる「秘境」なので、腰を重くしています。
来年にでも気合を入れて、気候のよい季節に挑戦してみます。