山里に紅葉踏みわけ・・・

 暑い夏が去って朝晩寒い季節になったので、紅葉の進み具合を見たくてお昼前に急遽
出かけました。
京都市内から左京区の大原に行きましたが、さほど車も観光客も多くないのが不思議で
した。 日中は気温も上がるので、まだ少し早いのでしょうか。
 前職の時に企画をやっていた、T君が自宅の一角を使って手作りケーキとコーヒーのお
店をやっています。
目立たない店なのですが、半時間ほどゆっくりとお昼ご飯代わりにいただいていると、次か
ら次とお客さんが入って来て中も外も席は足らない状態になり、観光がてら沢山こちら
方面にも出てこられたようです。

鯖街道の山道をどんどん奥へ行くと、坊村や朽木のキャンプ場は、沢山のカラフルな
テントでキャンプをしている人が楽しそうにくつろいでいました。
どんどん車を走らせ、マキノのメタセコイア並木を10年ぶりくらいに、見に行きました。
こちらもまだ、紅葉が始まったばかりのようですが、とても沢山の家族連れなどの人達が
写真を撮ったり、散歩したり、(雪が降るまではキャンプできる)スキー場の方に登って来
たりしています。
約2.5Kmの距離でメタセコイアの並木が続いているので、往復するとちょうど良い距離
です。 横には果樹園も有り、変わらぬ景色に安心しました。

もう一度鯖街道に戻り、北に向かい福井県若狭方面に向かいます。
若狭の国から京の都に多くの品を運んだ街道筋にある熊川宿という、江戸時代の町並
みが残っているところが有ります。
この辺りは分水嶺を超えて日本海に流れ込む場所なので、山はとてもきれいに紅葉して
いました。

 夕方4時を回り夕闇も迫ってきたので、急いで西へ行き小浜から南へ山道を行きます。
暫くすると、名田庄村に入ります。
岡林信康が移り住んで農業をやっている、落ち着いた山の中です。
道の駅があり、食事もできるところが有ります(残念ながら4時で閉店でした)。
そこからは舗装はされていますが、暗くなったくねくね山道を1時間ほど走って、園部に抜け
て帰宅しました。
山の中はとても奇麗に紅葉しています。 11月中旬までが一番良い時かもしれません。

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